「聖書にある神の言葉によって、思考を一新させ、脳に分泌される化学物質・機能・活性化される遺伝子までを変えることができる」 by脳科学者Dr.Caroline Leaf

【7】心のお手当*4つのシークレット

思考の根の影響力

脳は1秒に400億のアクションをするそうです。

そして、1日の思考回数は6万回。

その80%、1日にして4万5千回が、ネガティヴな思考なのだそうです。

そのネガティブな思考こそ、長期記憶されやすいのだとか。

思考は、ホメオスタシス(体の恒常性)のバランスを大きく変動させます。

まず、ネガティブな思考や感じ方が、視床下部を経由して体に働きかけます。

血管の周りには、自律神経が張り巡らせあり、ストレスとなって交感神経がオンになり、きゅーっと血管を縛り上げていきます。

「徐々に自律神経のバランスが侵され」→やがて「体の恒常性が崩れ始め」→「病名がつく」というプロセスです。

実は、病の8割から9割方は、思考から来ることが科学でも証明されています。

自分自身の思考癖〈思考の根〉にフォーカスを当てない限り、先ほどの「6万回の思考回路の80%のネガティブ思考からくる毒素を脳内に撒き散らす」状態を終息させることはできません。

ネガティブな思考は、ど根性では対処出来ない。

脳科学者Dr.Caroline Leaf の著書によると、1秒に400億アクションする100億の神経細胞が、20万本の枝を構築しながら記憶を作るそうです。

「毒性のある思考」が作る毒の木

「完全な愛」で作る健康的な木

あなたの脳内は、どちらの木で神経細胞を張り巡らせていますか?

Body・Mind・Spiritのトータルケアの大切さ

私が、Body・Mind・Spiritのトータルケアの大切さをお伝えするのは、潰瘍性大腸炎患者時代に、あるドクターから、

「BodyもMindも病院に診療科はあるが、Spiritはない。病の根治を目指す時、それが鍵になる。」と教えられたからです。

Spiritと言われて、多くの日本人のバックボーンには八百万の神、仏教、神道の季節の祝い事や厄除などが伝統行事として既にあり、そこへ他を受け入れる寛容さを美徳としいる日本独自のアイデンティティがあるので、私も最初はスピリチュアルなものに惹かれました。

しかし、自分の〈思考の根〉が取り払われることはありませんでした。

また、スピリチュアルなものは、Mind《魂》へのヒーリング作用、いわゆる感情の領域だけへの対処療法でした。

どのようなSpirit《霊》と繋がるか、チューニングを合わせるか、私の場合は〈聖書の神〉に辿り着きました。

「聖書にある神の言葉によって、思考を一新させ、脳に分泌される化学物質・機能・活性化される遺伝子までを変えることができる」

脳の研究を25年以上続けているDr.Caroline Leafの言葉です。

心のお手当*4つのシークレット

幸福の形・定義は、人それぞれです。

共通することは、

幸福を切望していること。

幸福になるための法則や実践方法を知りたいと願っていること。

ではないでしょうか。

そして、幸福になれるかどうかは、すべて自分の努力次第であると信じていたら、

それは苦しみに変わります。

聖書の中には、幸福に関する処方箋がいくつもあります。

私が握っているひとつをご紹介します。

あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。 神があなたがたのことを心配してくださるからです。
第一ペテロの手紙5章7節
聖書

私たちには、何かしらの人間関係に所属しています。

しかし、態度や行動によっては、大切な人を遠ざけたり、間違った人を引き寄せたりします。

良い人間関係を築くためには、それを生み出すスキルが必要です。

聖書の中には、人間関係に関する処方箋もいくつもあります。

私が握っているひとつをご紹介します。

人からしてもらいたいと望むとおりに、人にしなさい。
ルカの福音書6章31節
聖書

私たちはみな、自分にしかできないことがあって、

それを成し遂げたいと、望んでいるのではないでしょうか。

でも、どうすべきか・どうすれば上手くいくのか、悩んでしまいます。

自分の望んでいることと、使命が一致していると導かれるように動き出します。

わたしたちは、ある使命のために造られてこの世に送られたとあります。

聖書の中には、使命に関する処方箋もいくつもあります。

私が握っているひとつをご紹介します。

神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。すべてのことを、不平を言わず、疑わずに行いなさい。
ピリピ人への手紙2章13-14節
聖書

世の中にはさまざまな神がいて、どんなに神に無関心であっても、

大切な人の死を前には、また墜落寸前の機内では、何かしら手を合わせ祈ってしまうのではないでしょうか。

あなたの思い浮かべる神感は、どのようなものでしょうか。

聖書にある神は、私たちや宇宙のすべてを造られた創造主であり、

決して無機質な存在でもなく、非人格的なパワーでもありません。

私たちをいつも心配してくださり、大切に思っておられ、導けることを願っておられます。

そのために個人的な親密な関係を結びたいと願っておられます。

そして、その方法は決して強引ではなく、私たちの心の扉をノックされるかのようです。

見よ、わたしは戸の外に立ってたたいている。だれでも、わたしの声を聞いて戸を開けるなら、わたしはその人のところに入って彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。
ヨハネの黙示録3章20節
聖書