「時計遺伝子」によって、私たちの体に元々備わっている生体リズム。利用して自然治癒力UP♪

【5】生体リズムを知って整える自然治癒力

生体リズムとは

「いつ」「どのように」昨今のノーベル賞生理学受賞テーマだそうです。

「体内時計」って耳にしませんか?

生体内でのホルモンなどの周波数・宇宙に合わせる24時間を特定する周波数。

体内時計は、これらをチューニングし地球環境に同化させていくそうです。

例えば、日中に血圧が高くなる・起きる前から血圧が高くなるのにも、この予測が働き、活動させるぞーーと体内のさまざまな生理機能が調節されていくからだと。

環境適応の進化として体内時計があり、適応できなかった生物は絶滅してきたのですね。

実は、これをコントロールしているのが、私たちの体を構成している37兆個の細胞内の時計遺伝子です。

この「時計遺伝子」によって、私たちの体に元々備わっているリズム・周期は、私たちの意識を超えて決まった周期で変動しています。

それが、生体リズムなんですね。

生体リズムを知って整える自然治癒力

朝は、生体の1日の生体リズムを整えるホルモン(コルチゾール)が分泌されます。

また、交感神経が活発になるので、意外にも時間帯として食事には向かないようで、

副交感神経の優位になる夕方以降、夕食をしっかり食べる方が消化・吸収に良く、体に優しいそうです。

上記は、体内酵素を生かす体内リズム「ナチュラルハイジーン」です。

食習慣で言うと「食べてすぐ寝る」ことが、酵素の無駄遣いや消化不良を招くので、避けたい習慣です。

ですが、夜勤のある方や睡眠に問題のある方は、朝食を摂ると「体内時計」に関してはリセットされます。

同様に、朝起きては30分朝日を浴びることが、体内時計を操る視交叉上核をリセットできます。

すると、幸せホルモン(セロトニン)が増えますので、睡眠ホルモンのメラトニンの働きが良くなり、ぐっすり眠ることもできるようになります。

このような生体リズムの営みに、睡眠・運動・食事を取り入れていくと、身体の声が聴こえるようになります。

そして、見事に身体のパフォーマンスUPを体感するだけでなく、自然治癒力を整えることに繋がります。