〈妊活と知育〉女性と子どもの生涯をサポートする栄養補完と、知っておくべき情報をお届けします。

【4】〈妊活と知育〉のための栄養補完

女性の生涯をサポートするための栄養を知り補完する

女性には、子どもを産み育てるという役割が遺伝子情報の中に、組み込まれています。

その特質上、一生を通して身体的ストレスは、男性以上と言われています。

例えば、女の子は第二次成長では初潮を迎え、そこから毎月の月経が始まりますが、

産む・産まないに関わらず、女性は毎月の月経によって20-30mg/月の鉄が失われます。

妊娠・分娩時はもちろんのこと、無理なダイエットによる偏食など、鉄欠乏性貧血のリスクは多くなります。

女性に与えられた特有の営みを謳歌するライフステージ。

ダイエットや若返り、美肌にも栄養素は大切です。

栄養素は、それぞれの特徴を生かして健康・美容面に貢献しています。

上記のビタミンやミネラルについて、単体での過剰摂取は危険だと厚生労働省及びFDA(アメリカ食品医薬品局)が警告していますので、マルチビタミンの摂取をお勧めします。

正しい食習慣・生活習慣・ストレスに対処する感情のコントロールを身につけましょう。

妊活の前に知ってほしい知識

1999年7月18日付けの新聞記事ですが、厚生労働省の研究班が全国10大学1300人の男子学生を対象に調査を行ったところ、なんと4分の1が無精子症だと分かったそうです。

不妊の原因の6割が男性側にあると。

6種類の寄生精子を日本不妊学会も説明しています。

巨大だったり、小さすぎたり、頭が割れていたり、尾が割れていたり、尾が折れ曲がっていたりと。

また、新生児のへその緒を調べると、数多くの環境汚染物質が検出されているそうです。

これは、お母さんの体内汚染物質が、へその緒を通じて胎児に侵入していることを示します。

日本では、年間200万人の母子手帳発行があり、そのうち120万人が中絶・流産・死産でこの世に生を受けることができず、喜ばしいはずの80万人の乳児のうち、健康児はたったの15万人。

30万人が奇形・精神障害児、35万人がアトピー・アレルギー体質だそうです。

精子の奇形を生み出す細胞のミスコピー、体内汚染物質を蓄積してしまうことで、このような現実を生み出すのですね。

やはり何を日々口にしているか、また子ども望むための栄養補完も視野に入れる必要があります。

海竜社発行・美馬産婦人科院長で医学博士の美馬博史先生の「妊娠したい!と思ったらすぐに読む本」では、〈糖鎖栄養素〉が受精・生命の始まりに関与する、妊娠への希望をつなぐ栄養素と書かれています。

こどもの健康をサポートする栄養とは

ここまでお読みいただいて、母体の栄養状態・体内環境がとても大切なことを受け留めていただければ、とても嬉しいです。

加えて昨今、「切れる子ども」という言葉をよく耳にされますよね。

その原因は、やはり一端には乱れた食生活があります。

精神的(イライラ・不安感など)、身体的にさまざまな症状を引き起こすのは、低血糖による内分泌や自律神経の不調和が原因の場合があるようです。

甘いお菓子やジュース、ジャンクフードなどの過剰摂取によって、膵臓は疲れて血糖調整が悪くなり低血糖をおこします。

低血糖による脳のエネルギー不足で機能障害(無気力・憂鬱感・攻撃性など)を起こすと、成長期の子どもの脳には、大きなダメージを与えてしまうそうです。

まずは、ご家庭内での甘い食物の摂取には慎重に、そして基本はお母さんのビタミン・ミネラルを意識した手料理が大切なことは言うまでもありません。

それでも改善が難しい場合は、子どもに安全な栄養補完の選択もあります。

詳しくは、🔎Method【3】個体差に応じた栄養補完の必要性の下記の内容をご覧ください。