真理の言葉*ダビーダ健幸原点ワードvol.2

目を覚まされる言葉

人は、たとえ全世界を手に入れても、自分のいのちを失ったら何の益があるでしょうか。そのいのちを買い戻すのに、人は何を差し出せばよいのでしょうか。

マタイの福音書 16章26節 

あらゆる努力の末に、決して人を陥れたり悪意に染まらず、社会貢献・善意・親切を心に掲げて歩み、世の中で認められるポジション、また自分の納得する達成域に達したとしてもーー

ある日、突然、予期せぬ形でこの世を去ってしまったらーー

この聖書の言葉と出会ったとき、ドキっとしました。

死んだら私はお終い、そのあとのことは知ったこっちゃない、と思っていたからです。

ずっと前には、どうせ生まれ変われるのだから、やり直せば良い、なんて思想の時もありました。

もしかして、この世界で大成功を治めて、巨額の富を得て、何もかも自分の願う通りになっていたなら、この人生に執着して戻りたいと思うのかな、とも思いました。

実は、聖書の見立てによると、人は死んでも生きる。が、どこで生きるか。生まれ変わりなどなくて、まず神様の前に立たされる。そこで、天国行きのパスポートに押印して貰えるかどうか、の認定があるそうなのです。

天国行きのパスポートは、死ぬ前にもらっておくしか方法はないと。

そんなこと信じられないし、ばかばかしいと思われるかもしれませんが、実はとっても深刻なテーマです。

信念を持ち、己を信じ、善い人生であっても、パスポートを持たない生き方は、いのちを失うとあります。

イエスは彼女に言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。

また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか。」

ヨハネの福音書 11章25~26節

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