心の安定「思いの影響力」

デール・カーネギーさんをご存知でしょうか?
私は、最初はカーネギーホールを作った人かと、鋼鉄王アンドリュー・カーネギー氏と勘違いして読み始めたのですが、
彼の著書「道は開ける」は、1937年に初版が発行されて以来累計で1,500万部を売り上げ、邦訳500万部突破の歴史的ベストセラーの自己啓発本です。彼は悩むこととについて、このように言っています。
実は実は、
脳は1秒に400億のアクションをするそうです。そして、1日の思考回数は6万回。
となると、心の中で渦巻く言葉は膨大ですね。
現在の思い、将来への願い・不安、過去の記憶…。
その80%、1日にして4万5千回が、ネガティヴな思考の種蒔きになっているそうです。
そのネガティブな思考こそ 長期記憶されやすいとか。
また、感じかたにも個体差があります。受け取る感じ方によって、ホメオスタシス(体の恒常性)のバランスが大きく変動します。
先天性的な性質・育った情緒的な環境・教育環境・体験など後天的要因。
こうやって、自律神経のバランスを崩すし、やがて、体の恒常性が崩れ病名がつくプロセスへ。
カラオケに行ったところで、お酒を飲んだところで、旅行に、アロママッサージに行ったところで、そのようなものは一時的ですよね。
分かっていても直せない。
脳科学者Dr.Caroline Leafの著書によると、
1秒に400億アクションする100億の神経細胞が、20万本の枝を構築しながら記憶を作るそうです。
「毒性のある思考」が作る毒の木
「完全な愛」で作る健康的な木
特に、夜寝る前に考える内容は、要注意だそうです。
最後に、カーネギーさんの一言。
名言だと思います。