インナービューティを台無しにする老化の3大要因*コゲ・サビ・火事Vol.2【糖化】

なぜ太るの?なぜ食べすぎるの?

肥満の原因と言われれば、低栄養高カロリーな食生活・食べ過ぎ・運動不足でーーっと、ハイその通りです。

特に、白米・パン・パスタ・菓子類・清涼飲料水が多い食事内容は、食後血糖値がポーンと上がります。すると、血糖値を下げようとインスリンが出動!

インスリンは、血中に溢れる糖をエネルギーに変えようと、《筋肉》→《肝臓》に移動させてくれます。溢れ残ったものは、中性脂肪になります。

インスリンを出しすぎると、《インスリン抵抗性》(インスリンの効き具合が悪くなる)→《レプチン》(満腹中枢を刺激するホルモン)が受け取れなくなり、食べる回数が増えるのです。これが、《食べ過ぎ》に繋がるスパイラルです。

ですから、太らない食習慣は、食後の血糖値はさっさと下げる!入ってきた糖は、エネルギーにさっさと変えてしまう!ことです。

そのために、

問題は、肥満を放置した末の《糖化》

糖が処理しきれない食生活が続くと、血管内で取り残された糖がタンパク質と結合します。その際、体内の温度も重なって《AGEs》というコゲのようなものが作られていきます。

これが、大問題の種となります。このコゲ(AGEs)を分解しようと、酵素が増えるのですが、とちくるって正常なタンパク質まで分解しようとします。

目に見えるタンパク質、例えば、お肌・筋肉・骨(コラーゲン)・脳みそなどなど。

目に見えないタンパク質、酵素・ホルモン。これらは生命に関わる情報を伝えたり、処理したりしていますがーー

糖化は、これらのタンパク質が、大ダメージを受けます。本来の役割を果たせなくなるのです。

お肌で言うと、コゲ(AGEs)が作られて、硬くなり黒くなりたるみます。糖化は、老けます。

もっと深刻なのは、糖化の被害によって血管がボロボロになり、体を壊していくことです。タンパク質を破壊することです。

糖化の順番として、①血管がやられます。②血液中の糖を処理出来なくなり、糖尿病になります。

そして、下記の図のような、さまざまな取り返しのつかない病が発生していきます。

免疫力を上げて、できたAGEsを破壊しましょう

糖化した体の体質改善は、覚悟を決めてーー、努力と投資が必要です。

免疫力を上げて、白血球のマクロファージを活性化すれば、AGEsを食べてくれます。

免疫力を上げるには、腸内環境を整えることが大切です。

そのために、細胞間コミュニケーションを正常に、腸内環境を整えるグリカン(糖鎖栄養素)、抗酸化物質、ビタミンB群をしっかり摂るために、サプリメントを活用することは、大変有益です。

肥満より怖い、糖化です。

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