水分摂取をと言いましても

●自分の体重×30−40mlの数字のリアクション

体質改善にせよ、ファスティングにせよ、ダイエットにせよ、普段の生活においても、水分摂取量は大切になります。

目安で良く言われるのは、「自分の体重×30–40mlの摂取」です。

人工甘味料の含まれる飲料水や、カフェインやアルコール飲料がよくないことは、皆さん良くご理解されています。でも、目安の摂取量をお伝えすると、えーーと驚かれる時があります。

先日は、大量の水分摂取は腎臓に良くないというポリシーを持たれている方に出会いました。漢方医に言われたそうなのですが、食事以外の水分摂取は、喉が渇いたときに飲むくらいとのことでした。

水中毒という症状があるそうですが、中毒ということですので、アルコール中毒やカフェイン中毒や砂糖中毒など、何事も度を超えた摂取をするものは、体が悲鳴を上げて当然ですよね。例えば、日常的に4~7Lもの水分摂取となると、腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理しきれなくなり、低ナトリウム血症、意識障害を起こすようです。

なぜ、私たちの体に毎日水が必要なのでしょうか?

それは、私たちの体の細胞の一つひとつを水で洗っているからだそうです。つまり、体内に吸収された水は血管から滲み出て、各細胞に栄養素を運び、老廃物を受け取って血管に戻り、腎臓を通してそれらを尿として排泄しているのです。

そもそも、私たち人間の体はほとんどが水です。

からだの水分量は年齢、性別、体型によって違いがあります。
目安ですが、胎児は体重の約90%、新生児は体重の約85%、小児は約80%、成人は約60%、そして高齢者では約50%を水が締め、年を重ねるほど水分量の割合が減少していきます。

では、あらためて、私たちが生きていく上で、1日に必要な水分量ってどのくらいなのでしょう?

人が1日に必要とする水は2.5L程度と言います。そのうちの半分を飲み物から、また35%を食べ物から、そして残りの15%は体内で行う代謝によって作り出しています。

この2.5Lという水分量は成人の目安ですが、必要摂取量と排出量が釣り合っていることが肝心で、成人も高齢者も同量の水分の出入りは大切です。

●我が家の朝のルーティン、デトックス水作り

無農薬のレモンや柑橘類をベースに、季節の野菜、例えば春の畑からはセロリが入りやすいので、それらを適当にカットして、浄水器の水を何回も汲みつつ、こんなウォーターサーバーに入れます。

とても飲み越し良く、気に入っています。

6L入ると分かっているので、家族3人でちょうど1日で飲み切るように心がけています。

ルーティン化すると、継続できるものですね。

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