《腸脳相関》カルボナーラ好きに耳の痛い話

私たちの体は吸収したものからできている。

酵素栄養学の学びでした。もちろん、分かりやすい例えとして語られた言葉ですが・・・「カルボナーラが好きな人は、腸が汚れてる、血液ドロドロ、細胞内もゴミだらけで、性格も悪い」。

冒頭がそこからだったので、初めは品性に欠ける先生だなぁと言う印象でしたが、6時間の講義の後は「なるほどそういう訳ね」と納得しました。

腸というのは、全身の免疫細胞の8割を占める場所であり、1000種類以上100〜1000兆個約1.5kgの腸内細菌のすみかになっている臓器ですが、特に、小腸には吸収細胞を持つ絨毛という髭のような根が無数に生えていて、腸内の食事を吸収している、腸だけに超!大切な場所です。

日々の口から得た食べ物を咀嚼して、胃で消化して、栄養素の形になって腸で吸収するメカニズムになっています。ところが分かっているけれど・・・、腸に負担がかかり腸が汚れるチェック項目が以下のとおりです。

腸は第2の脳

コロンビア大学医学部のマイケル・D・ガーション博士によると、

脳の精神を安定させる神経伝達物質「セロトニン(別名:幸せホルモン・やる気ホルモン)の95%が腸で作られているそうです。セロトニンの合成により、脳のニューロン150億と、腸壁の腸管の神経細胞1億を繋ぐと言います。

さて、このセロトニンが合成されての16時間後にメラトニン(別名:眠りのホルモン)が分泌されるのですが、セロトニンが不足すると眠れなくなります。

アドレナリン(別名:快楽ホルモン)やオキシトシン(別名:幸せを感じるホルモン)などによっても、感情・情緒・健全な思考は揺さぶられますが、これも腸の汚れに原因があるそうです

「腸脳相関」と耳にしませんか?

冒頭の酵素栄養学の先生の言いたかったことは、

体の不調・気分が優れない・お肌が荒れる・太っている・花粉症やらアトピーなどの《お悩み》の原因はすべて《腸》にあり、その原因は《食事(食べ物・食べ方・食べる時間)》にあるんだよ、でした。

ですから、やはり腸と言うのはとても大切なのです。

私の体質改善ファスティングPlusダイエットカウンセリングも、必ずそこからお話しさせていただきます。

そして、最後の最後にカルボナーラの話ですが、昨今話題のリーキーガット症候群を引き起こすとまで言われる小麦粉タンパク・グルテン、人間は分解できず腸で腐敗しやすい乳製品に含まれるガゼインタンパク質、ベーコンに含まれる発色剤(亜硝酸ナトリウム・コチニール)などなど添加物まみれの食材を好みとすると、腸内環境は悪化しますよという例えでした。

次回は、ますます深く、リーキーガット症候群について、お話しさせていただきますね。

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